占いには大きく分けて2つのタイプがあります。まず一つは、霊感を用いない占いです。全く霊感のない人や、霊感の弱い人が占いの本などを参考にタロット占いをしたり、西洋占星術のホロスコープを作ったりする方法です。プロの占い師にも霊感のない、あるいはほとんどないという人はいて、彼らはスピリチュアルな分野ではなく、学術的な占いを極めています。
カードや星の位置に見られる共時性を読み解いて、過去や未来などを探る占いです。そしてもう一つが、霊感を用いる霊感占いです。霊感しか使わない純粋な霊感占いでは、霊能者が瞑想の後に何らかのビジョンを得ます。その内容から占いの結果を見つけます。
道具を使わないで、ただ霊能力によって知りたいことを探ります。よってビジュアル的に派手ではないため、エンターテインメント性を追求した占いの館では、霊感占いはあまり好まれません。しかし、道具を使う霊感占いもあります。霊感を使ってタロットカードを操り、カードから絵柄やそれ以上の情報を読み取る霊感タロット占いが定番です。
さらにオーラが見える人には霊感があります。前世や守護霊、背後霊などを占える人にも霊感が使われており、第六感を用いて占うことを総称して霊感占いといいます。また霊能力は、あらかじめ決まっていた運命を変えることができます。霊能力で人の運命を変えることを嫌う霊能者もいますが、一般的には恋愛や人間関係くらいであれば問題ないと考えられています。